海外からのお客様は増え続ける
今現在私は都内の超大手百貨店に出向中です。最近の傾向として、やはりインバウンドマーケティングの効果かとにかく外国人観光客が増えています。皆さんのお店ももしかすると外国人観光客が多くなっているのではないでしょうか。
しかしながら困るのは、日本語が通じる人がほとんどいないこと。
英語と中国語圏の人が圧倒的に多いため、その二か国語を理解できていれば問題ないのですが、私自身は全くと言っていいほど語学力がありません。そういう接客販売員の方は多いと思います。
ですが、実は相手(外国人観光客)も日本人が外国語に弱いことは理解していて、ほんの少しの言葉を知っていれば結構どうとでもなります。
結局大事なのはいつも通りの『おもてなし精神』です。それさえあれば言葉の壁は簡単に越えれます。
大事なのはビビらないこと
一番いけないのは、外国人ということでビビってしまって何もできなくなること。これが相手に対して不愉快な思いをさせやすい最大のポイントです。もう外国人がやってくるのは当たり前と思って、腹をくくって準備をしておきましょう。
と言うわけで、本当にとりあえずとして覚えておけば何とかなるレベルの言葉をお伝えしておきます。後はいつものおもてなし精神と最高のスマイルをフルに活用してください。正確な意味は違うものもありますが、基本これで充分通じます。
英語編
・いらっしゃいませ
⇒Hello! (How are you?) (ハロー!ハウアーユー?)
・何かお探しですか?くらいの意味
⇒May I help you? (メイ アイ ヘルプ ユー?)
・ご試着されますか?
⇒Would you like to try this on? (ウッジュー ライク トゥ トライ ディス オン?)
・いかがですか?
⇒How do (did) you like it? (ハウ ドゥ ユー ライキット?)
・確認してきます。
⇒Let me check. (レッ ミー チェック)
・かしこまりました。
⇒OK, All right, Certainly (オーケー、 オーライト、 サートゥンリー)など
・以上でよろしいでしょうか?
⇒Is that all? (イズ ザット オール?)
・どうぞお掛けください
⇒Please have a seat. (プリーズ ハバ シート) (sit down,pleaseの表現は命令に聞こえるので止めといた方がいいです)
・少々お待ちください
⇒Just a moment please. (ジャスタ モメント プリーズ)
・お待たせいたしました
⇒Thank you for waiting. (サンキュー フォー ウェイティング)
・ありがとうございました
⇒Thank you, (have a good trip) (サンキュー、 ハバ グットリップ)
・言葉が聞き取りにくい時
⇒I’m sorry? (アム ソーリー?)
完全に正確な英語ではありませんが、日本最古の百貨店で全く問題なく通用していますからざっとこのくらいわかっていれば、とりあえず大丈夫です。あとは基本のYesとNoが使えれば何とかなります。
大事なのは、あまりに怪訝な顔でNoとか否定してしまわないこと。それは普通に考えて、日本人のお客様も不愉快ですよね。できないこと、わからないことは「申し訳ありません」の気持ちで伝えれば相手も納得してくれます。