中国語は正直絶望的
はっきり言って中国語はかなりきついです。少しでも勉強したことのある人ならまだしも、通常日本の義務教育では中国語の勉強をほとんどやりません。それに加えて、中国語には北京語や広東語など様々な言語ごとに微妙な違いがあります。そのため、根本的に理解が難しいのです。
中国語に関しては本当に必要最低限の挨拶くらいを覚えておいてあとは紙やボードなどに用語一覧などを書いて準備しておくほうが無難。それを見ながら接客した方が間違いも減りますし、お客様も楽です。そもそも相手も言葉が伝わるとは思っていませんから。
中国語編
・いらっしゃいませ
⇒欢迎光临 (ホァンイン クゥワンリン)
・こんにちは
⇒你好 (ニィ ハォ)
・少々お待ちください
⇒请等一下 (チン タン イィシャァ)
・ありがとうございました
⇒谢谢光临 (シェシェ クァンリン)
・さようなら
⇒再见 (ツァイ チェン)
ひとまずこれくらい理解しておけばOK。身近に中国語が得意な人がいれば、接客用語一覧を作ってもらったりしておくといざという時に助かります。
最後に一つ、重要なポイントだけお伝えしておきますね。
外国人観光客は言葉が伝わらないことにかなり不安を覚えています。そして、日本ではまず無いのですが外国では客側が気をつけておかないと痛い目を見る点があります。
『お会計』です。
外国ではクレジットカードのスキミング(番号読み取り)などの犯罪が行われることがあるため、それを知っている外国人観光客は敏感です。なので、お会計時にその場所を離れるときは必ず「お会計をしてくる」ということは伝えましょう。
これは普通に接客の途中でも目の前を離れるときは「お待ちください」的なことは言った方が良いです。言葉が伝わらない状態では目の前から販売員がいなくなることはかなり不安なことです。しっかりとお客様の不安を軽減できれば、いつも通りのおもてなしとスマイルで気持ちよく買い物をしてもらえます。
外国人だからとおそれずに日本に来てよかったと思ってもらえるような接客をしていきましょう!
追記:外国人客を無視してしまう日本の販売員という記事を追加しました。こちらも合わせてご覧ください。
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