第2回のお題は『スーツ』
販売力向上講座NEXTで好評連載中の『商品知識向上講座』。
今回は、皆様の知識を試す、『第2回商品知識テスト スーツ編』の正解を発表いたします!
あなたは何問正解できていたでしょうか??
ジャケット編
Q1:ジャケット背中側の裾の切れ込みが、両サイドに入っているものを何と呼びますか?
正解は…
『サイドベンツ』
切れ込みが2つあるため、『サイドベント』ではなく、『サイドベンツ(複数形)』が正解です。
Q2:ポケットに蓋がされるようなポケットの形状を『フラップポケット』と呼びますが、元々は何のためにつけられたものですか?
*選択問題
・おしゃれに見えるようにするため
・雨や埃が入らないようにするため
・スリに合いにくいようにするため
正解は…
『雨や埃が入らないようにするため』
ちなみに、フラップポケットがあるものは、カジュアル寄りのデザインとされています。
Q3:ジャケットを着た時に、肩のサイズ感が合っていないと背中側に出てしまう横ジワのことを、何ジワと呼びますか?
正解は…
『つきジワ』
他にも、サイズが合っていない場合に出るシワの種類はあるので、ぜひ調べてみてくださいね。
Q4:『お台場仕立て』の説明として正しいものを選んでください。
*選択問題
・ジャケットの前身頃を補強するための仕立て
・ジャケットの袖ボタンを補強するための仕立て
・ジャケットの内ポケットを補強するための仕立て
正解は…
『ジャケットの内ポケットを補強するための仕立て』
『台場仕立て』とも言われます。お台場仕立てにも、何種類か仕立て方の種類があります。
パンツ編
Q5:パンツの裾上げで、フォーマルシーンに適切とされるのはどちらですか?
*選択問題
・シングル
・ダブル
正解は…
『シングル』
Q6:男性用スラックスによく見られる、前面ファスナーの上につけられた『ピンループ』や『プロングループ』と呼ばれるループは、何のためにつけられているでしょうか?
正解は…
『ベルトのピンを留めるため』
ベルトのピンを固定することで、バックルが下がったり、シワが寄るのを防ぐためです。
スーツ全般
Q7:(一般的に)全体的に箱型に近い『ボックスシルエット』が特徴のスーツ生産地は、次のうちどこでしょう?
*選択問題
・イタリア
・イギリス
・アメリカ
正解は…
『アメリカ』
それぞれ、国によって特徴があるのが面白いですね。その背景までぜひ調べてみてください。
Q8:スーツの日本語である『背広』の語源とも言われる、ロンドンの高級紳士服店街(ストリート)の名前をお答えください。
正解は…
『サヴィル・ロウ』
あくまでも説の1つですが、サヴィル・ロウは紳士服を語る上では必ず知っておきたい名前です。
Q9:イタリアの高級生地メーカーで、1910年創業のミラノに本社を置くメーカーの名前は以下のどれですか?
*選択問題
・エルメネジルド・ゼニア
・ロロ・ピアーナ
・カノニコ
正解は…
『エルメネジルド・ゼニア』
どこも有名どころばかりですね。
Q10:20世紀のファッション業界に多大なる影響を与えたと言われ、(本人は否定しているものの)ネクタイの『〇〇ノット』という結び方や、シャツの『〇〇カラー』と呼ばれる襟型の名前の由来ともされる人物は誰でしょうか?
正解は…
『ウインザー公爵』
退位後の名前なので、『エドワード8世』でももちろん正解です。
ウインザー公の着こなしは、本当に憧れますよね。
以上です。
あなたは何問正解できていましたか?
全問正解者の方々には、賞品をお送りさせていただきますので、お楽しみにお待ち下さいませ。
また次回のテストをどうぞお楽しみに!