目標から引き算すればやることが見える
あなたの今の目標はなんでしょうか?
自分に必要なものが何なのかをしるためには、目標から引き算をすることをおすすめします。例えばもし、あなたが店長になりたいという目標を持っていたとします。それならまずは店長になるために必要なスキルや実績を知ることから始まりますよね。覚えなければいけない業務や、従業員教育をどのようにするか、売上をどうやって作ればいいかなどを把握することが第一歩です。
しかしそれを知るだけでは始まりません。何をすればいいのかがわからないからです。そこでその目標から、今の自分を引き算して見ます。
店長になるために必要な業務の中で、今の自分ができる業務を引き算すれば、あとは自分に足りない物が見えてきます。同じように従業員教育のスキルや売上を作るためのロジック・システムなどから自分が今できることを引き算していくことで、何をする必要があるのかがわかるわけです。
そこまでわかれば後は、その足りないものを埋めていけばいいだけですよね。これを知らないままただ闇雲に勉強したりスキルアップしようとしても、全く必要ないことを学んでいたりして時間を無駄にしてしまうことになります。自分が今どの位置に立っているのかを知ることは大事なことなんです。
売上に関する数字も同じで、今月いくら売るのかを理解していれば今の状況と見比べてどのくらい足りていないのか、このままでいいのか軌道修正が必要なのかなども見えるようになります。それをしないまま漠然と毎日売ろうとしても、場当たり的な販売しかできずに毎月数字のアップダウンに翻弄されるんです。
自分、もしくは自社や自店が目指すものがどこにあるのかを把握しましょう。そこから現状を差し引けば簡単に必要な要素が見えてきます。それを一つずつ潰していければ確実に目指すところに近づいていけます。