プレイバック『目指せ!販売の達人 ~販売力向上講座~』
当事務所代表の坂本りゅういちが毎日発行しているメールマガジン『目指せ!販売の達人 ~販売力向上講座~』。今回はこちらの過去の配信の中から、反響の多かった内容についてご紹介していきたいと思います。
【第349回】顔の向きはどこか
こんにちは、坂本りゅういちです。
飲食店やコンビニなどに行った時に少し気にして従業員を見ていると、あることに気づきます。接客が流れ作業になってしまっていることです。そう感じてしまう大きな理由があって、従業員がお客様の顔を見ていないんですね。
お釣りを渡す時。「ありがとうございました」と言っている時。注文を受けている時。これはもうほとんどの人がそうだと言ってもいいくらいに顔を見ていません。
そんな当たり前のこと、何を今さらと思いませんか?
でも本当にそうなんです。食事に行ったり、スーパーで買い物をしたりする時によく見てみてください。
反対に接客がいいな、と感じるお店では従業員がきちんとお客様の顔を見ています。注文を受ける時もちゃんと顔を見て聞いていますし、「ありがとうございました」の声だって、厨房からひょこっと顔を出して言っていたりします。
人とコミュニケーションを取ろうとする場合相手の方を向くというのは基本です。そうでないと無意識に、『自分は相手にされていない』と感じてしまうものなんです。
誰もがわかりきっているこんなに簡単なことができない、と言うよりも面倒でやらない人が増えています。逆に言えば、たったそれだけのことをやるだけでお客様から良い印象を持ってもらえるチャンスでもあるということです。
常に顔と顔を突き合わせてにらめっこしていても疲れてしまいますが、真剣な話をしたり感謝の気持ちを表したりするときなどは顔の向きを意識してみてください。
当たり前のことほど、意識をしていないとできなくなっていきます。
いかがでしたか?
接客の際の顔の向きはどこを向いているべきなのか。常に意識をしていないと、自然とあらぬ方向を向いてしまってお客様に不快な思いをさせてしまいます。
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