なりたい自分から引き算する

goal

目標から引き算すればやることが見える

あなたの今の目標はなんでしょうか?

自分に必要なものが何なのかをしるためには、目標から引き算をすることをおすすめします。例えばもし、あなたが店長になりたいという目標を持っていたとします。それならまずは店長になるために必要なスキルや実績を知ることから始まりますよね。覚えなければいけない業務や、従業員教育をどのようにするか、売上をどうやって作ればいいかなどを把握することが第一歩です。

しかしそれを知るだけでは始まりません。何をすればいいのかがわからないからです。そこでその目標から、今の自分を引き算して見ます。

店長になるために必要な業務の中で、今の自分ができる業務を引き算すれば、あとは自分に足りない物が見えてきます。同じように従業員教育のスキルや売上を作るためのロジック・システムなどから自分が今できることを引き算していくことで、何をする必要があるのかがわかるわけです。

そこまでわかれば後は、その足りないものを埋めていけばいいだけですよね。これを知らないままただ闇雲に勉強したりスキルアップしようとしても、全く必要ないことを学んでいたりして時間を無駄にしてしまうことになります。自分が今どの位置に立っているのかを知ることは大事なことなんです。

売上に関する数字も同じで、今月いくら売るのかを理解していれば今の状況と見比べてどのくらい足りていないのか、このままでいいのか軌道修正が必要なのかなども見えるようになります。それをしないまま漠然と毎日売ろうとしても、場当たり的な販売しかできずに毎月数字のアップダウンに翻弄されるんです。

自分、もしくは自社や自店が目指すものがどこにあるのかを把握しましょう。そこから現状を差し引けば簡単に必要な要素が見えてきます。それを一つずつ潰していければ確実に目指すところに近づいていけます。


販売員のための本気の書籍が発売!

「販売力向上講座」の筆者、坂本りゅういちの初の著作『買った後を想像させれば、誰でもこんなに売れる(同文舘出版)』がついに発売となりました!
洋服・時計・靴・そしてストレッチトレーナーと、様々な販売現場で実績を出してきたノウハウを書き綴っています。

販売ノウハウ本の中でも、比較的ハードな内容になっていますので、本当に売上を上げ続けたいという方のみ、ぜひご覧ください。


ABOUTこの記事をかいた人

接客販売トレーニング&コンサルティング事務所kocori(ここり)代表。 SC接客マイスター1級。 アパレル・時計・靴・リラクゼーション業界など、様々な販売を経験し、売上日本一など数々の実績を残す。kocori設立後は、企業研修・コンサルティング、講演などを中心に活動している。