コンプレックスを味方に?特徴があることはポジティブに捉えよう

特徴がコンプレックスだった…

賛否両論あるような気がしますが、私は個人的に、特徴を持っている販売員はラッキーだと思います。理由は、単純にお客様に覚えてもらいやすいからです。

たとえば、私の場合は名前が特徴的だったりします。

自己紹介では名前をひらがなにしていますが、私の本名は漢字で『坂本龍一』と書きます。そうです。あの某ピアニストの方と同じなんです。

なのであちらの方をご存知の人であれば、あだ名が一発で”教授”になるわけです。

実は、私はこの名前が、幼いころからものすごくコンプレックスに感じていました。初めて会う知らない大人からも、名前を伝えると、「じゃあ将来はピアニストだな!」とか言われて、からかわれるのですごく嫌だったのです。(当の本人たちは全くそんなつもりは無かったのでしょうが、子供心にはなかなか辛いものがありました)

特徴のおかげで忘れられない存在に

でも、今となっては、この名前で相当良かったと感じています。だって、一回自己紹介さえすれば、まず忘れられることはありませんから

そしてこれは、名前に限らず、パッと見の特徴も同じことが言えるのではないでしょうか。

もし、モデルやタレントのような、とんでもない美女や美男子の販売員だったりすれば、お客様から見れば、印象的ですぐに覚えてしまうかもしれません。そんな美男美女に生まれてくればよかったのにと思ったことは、私だって一度や二度ではありません(笑)。

でも、たとえそうでなくとも、覚えてもらえる特徴はあるんです。

例えば、メガネをかけていると、あだ名が”メガネ君”になる人は多いのですが(私のよく言われます)、そのメガネがお客様に覚えてもらえるポイントになったりします。

ちょっと変わったデザインのメガネなんかにすれば、『あの店の面白いメガネをかけたお兄さん』みたいな覚え方をしてくれるんです。

まじめな話、一見するとコンプレックスに見られがちな、太っている人や背の低い人なども、お客様からすれば覚えやすい特徴になります。

もちろん、悪い意味での特徴ではあまり良いとは言えませんが、自分がコンプレックスだと思っているようなことでも、他人からすれば、大いに覚えやすい特徴であることはままあります。

覚えてもらう=ファンになってくれやすい

そして、お客様が覚えやすいということは、ファンになってくれやすいということでもあります。

販売員の接客ってとても難しいことに、いくら良い接客だったとしても、当人の印象が薄いとそれで終わってしまいがちです。

たぶん、この記事を読んでいるあなたにも経験があるかもしれません。

『あ~今日は良い販売員に接客してもらえて、良い買い物ができた』と思える日はあるでしょう。

でも数日後にその販売員の顔や名前を思い出せるかと聞かれたらどうですか?

けっこう厳しいですよね。人の記憶なんて、存外、良いと思っていたという事実だけでは残らないものです。

でも、同じレベルの接客をしてくれる販売員だったとしても、その販売員が特徴を持っていたとしたら思い出せてしまうものなんです。

・メガネの人
・太っている人
・やたらと表情が豊かな人

私はこの辺を意識することが多くて、メガネや小物をあえて目立つようなものにしたりもします。どんな方法でも、覚えてさえもらえれば、それだけで販売員としては強いからです。(もちろん、悪い意味で覚えてもらってはダメですけどね)

そして一度覚えてもらえて、良い接客ができていたとするなら、記憶に残る時間も長くなります。

すると、お客様がまた近隣に来られた際や、商品や店のことを考えた時などに、販売員のことを意識してくれるようになります。

「またあの人いるかな?」と思ってもらえて、また接客することができ、それが何度も続くことでファン化してくれるという寸法です。

良い接客はしているはずなのに、なぜかなかなかお客様が戻ってきてくれない。そう感じる方は、自分の特徴を磨いてみることも必要かもしれません。

販売や営業などの世界では、コンプレックスも含めた特徴が、強みになることだってあるんです。