苦手なことに取り組む時はこう考えてみよう

苦手はいつか武器になる

今現在、「これが苦手だな」「あんまり得意じゃないな」と思っているようなことはありますか?

もしあるとするなら、多分そのたびに結構辛い思いをしているかもしれません。

「またこの作業か…」
「またあの人に怒られるな…」

そう考えると、その仕事が来るたびに憂鬱な気持ちになってしまうでしょう。

僕もそんな苦手は沢山あります。

これまでにもそんな苦手は数え切れないほどありました。

ただ今となってハッキリ言えることがひとつあります。”苦手は武器になる”ということです。

私は販売員になった当初、全く売れませんでした。

なぜならお客様に声をかけることができなかったからです。

声のかけ方も教えてもらえなかったし、実を言うと生来の人見知りで知らない人に声をかけることが恐怖でした。とにかく苦手な仕事だったのです。(なんで販売員を選んだんでしょう…)

ですが、試行錯誤の末に声かけができるようになりました。

そうすると、今となってはその時の経験が活きてきます。

声をかけるのが苦手な人の気持ちがよくわかるので、そういう人に対して伝えられることがあるのです。

これがもし初めから声をかけることに何とも思わずにうまくできていたら違っていました。声をかけられない人の気持ちがわからないので、そんな人たちに伝えられることはありませんでした。

苦手だったからこそ、今それが武器となっているわけです。

こんなことは往々にして起きます。

声かけが苦手、計算が苦手、提案が苦手、お金をもらうのが苦手、いろんな苦手が人にはあります。

そして同じようにそれを苦手だと思っている人も世の中には沢山います。

そんな苦手な気持ちや精神を理解できるのはやっぱり苦手なことがある人だけです。

最初からできる人には理解できません。苦手を克服したことのある人だけが、語れる話なんですね。

そう考えると、苦手は嫌なものではなくてむしろ喜んで迎えられるものです。

「これを克服したらまた武器が増える」
「これができるようになれば、伝えられることがもっと増える」

こうやって僕は今も、経験値を増やしているような気がします。

苦手だからといって、それが”嫌なもの”だとゲンナリしてしまうのか、”良いもの”だと喜んで取り組むのか。

それだけで人としての深みは変わってくるのではないでしょうか。

少なくとも僕は後者であり続けたいです。

苦手を克服すればいつか自分の大きな武器になる。これを忘れないでください。


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ABOUTこの記事をかいた人

接客販売トレーニング&コンサルティング事務所kocori(ここり)代表。 SC接客マイスター1級。 アパレル・時計・靴・リラクゼーション業界など、様々な販売を経験し、売上日本一など数々の実績を残す。kocori設立後は、企業研修・コンサルティング、講演などを中心に活動している。