見た目と売上

販売員は常に見られている

接客販売業は基本的にお客様と対面した状態で仕事をします。その時の販売員の『見た目』の重要性にどれだけ関心をおけているでしょうか。

例えば、スーツを着て販売をしている販売員がいます。かなりの確率で見かけるのですが、後ろから見るとジャケットがシワシワ。パンツも膝のあたりにジーンズのようなシワが入っていたりします。

本人は気づいていないのか、もしくは放置しているのか。ですが、お客様から見たら確実に「ずさんな人」だと思われるでしょう。

女性の場合だと、たまに全く化粧をしていない人もいます。「私はいつもノーメイクなので」と言う人もいますが、そんなことお客様からしたら知ったことではありません。お客様の前にノーメイクで立つなど失礼極まりないということすら理解できていないだけです。

販売の現場に自分が立っている時の姿はどうですか?誰の目から見ても恥ずかしくない『見た目』で店頭に立てているでしょうか?

判断基準は常に『お客様』

お客様が求めているのは、販売員の自分ルールではありません。常に考えなければいけないのは、お客様にとってどうなのかということです。

ファッション関係の人に限った話ではありません。何度も言いますが、お客様の前に立つ仕事をしているのなら絶対に意識を持っておかなければならないことです。

今日店頭に立つ前に、一度鏡の前に立ってください。後ろ姿も他の従業員にチェックしてもらってください。

洋服にシワがないか?

糸やほつれは出ていないか?

ネクタイは曲がっていないか?

化粧は崩れていないか?

もっと言うと、鼻毛が出ていないかなどもですね。

しっかり万全の状態でお客様の前に立ちましょう。第一印象で接客されたいと思われる販売員でいたいですね。


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ABOUTこの記事をかいた人

接客販売トレーニング&コンサルティング事務所kocori(ここり)代表。 SC接客マイスター1級。 アパレル・時計・靴・リラクゼーション業界など、様々な販売を経験し、売上日本一など数々の実績を残す。kocori設立後は、企業研修・コンサルティング、講演などを中心に活動している。