
こんにちは、坂本りゅういちです。
僕はよく新入社員研修で、
「配属されたら、店舗の周りの街や商業施設内を歩きましょう」
とお伝えしています。
なぜかというと、自分の店だけでなく周辺環境についても理解を深めておいてもらいたいからです。
僕自身、異動や転職などで新しいお店で働く時には、必ず周りを歩くようにしていました。商業施設内の店舗であれば、商業施設の中をくまなく歩く。街中の店であれば、細かい道までくまなく歩いてみる。
するといろんな発見があります。
たとえば気になる飲食店があったり、興味を惹かれるスポットを見つけたり。
休日や行き帰りの時間などを使って歩くことが多いですが、そうしておくと接客中の会話に使えるネタが山ほど見つかります。
接客中に、
「美味しいご飯屋さん知りませんか?」
なんて聞かれることもありますが、
「すみません、この辺のこと全然知らなくて」
という人と
「美味しい天丼屋さんがあるんですよ」
なんて言える人とだと会話の盛り上がりもやっぱり変わってきますよね。
同時に、自店の周辺を歩いている人にも目を配ります。
どんな人が歩いているのか。
年代や服装などを見てみて、サラリーマンが多い街なのか、主婦が多い街なのか。はたまた観光客だらけなのかなど、さまざまな情報が手に入るわけです。
こうした情報を知っておくだけでもディスプレイに変化が出るかもしれませんし、事前に調べておきたい情報も変わってくることもあるでしょう。
店を構えて商売をするということは、その街を知らなければいけません。
売れる販売員はこのことをよくわかっていて、だからお客様のことも理解をしていますし、売れるのです。街を知ることが売上に直結するわけではありませんが、街を知らないよりも接客の内容は良くなる傾向にあります。
周辺のことをよく知るために、どんな行動を取りますか?
1)自店の周辺のおすすめの飲食店を3つ挙げてください。
2)自店の周辺のおすすめのスポットを3つ挙げてください。
3)もしすぐに思い浮かばなければ、周辺をじっくり歩いてみましょう。
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