お客様にとっての安心材料となる情報を置いておけるか

こんにちは、坂本りゅういちです。

今、小売業で情報を発信できていないということは致命傷とも言えます。

ラグジュアリーブランドや、人気のドメスティックブランドのように、他の誰かが勝手に情報を読み解いて発信をしてくれるならまだしも、(と言ってもこれらのブランドは発信に死ぬほどお金をかけているのですが)一般的な小売商売で自社の情報を出せていないとなると、お客様は非常に買いにくいことになります。

お客様はもはや店頭で販売員から情報を得るより、自分で調べて情報を得る方が当たり前になっているからです。

そうした情報の中にもいろんな種類が存在しています。

中でも「こういう情報があると良いな」と思えるのが、お客様にとっての安心材料となるような情報です。

困った時にどうすればいいかがすぐにわかる、しかもそれがお客様自身でも再現できるほどの安心できる情報のことですね。

たとえばアパレルで『MARKAWARE』というブランドがあります。

MARKAWARE

男性だとご存知の方も多いかもしれません。

サイトを見ていただくとわかる通り、いわゆるアパレルっぽいECサイトになっていますよね。

しかしこのサイト上にこんなページが存在しています。

ケアガイド

MARKAWAREではウール素材のアイテムが多いのですが、たとえばこちらの『ウール素材のシャツの正しいケア方法』では、動画まで用いてケア方法についての情報が出されています。

事細かなケアの方法はもちろんのこと、染み抜き剤・洗剤・洋服ブラシなどはどこのブランドのものが良いかなどまで、相当に細かく書かれているのです。

いわゆる『再現性』という点で、お客様が困った時にはこの情報を見てその通りにやれば、まず同じようにできるであろう作り。

めちゃくちゃ参考になります。

このような情報源があると、何度も言うようにお客様は安心できます。

「買った後もこうすれば良いのか」と自分で判断できる材料になりますから、商品も買いやすくなりますよね。

また販売員からしても、「ケアで困ったらこちらをご覧ください」と一言で済ませることもできます。

店頭で長々説明するのも悪くはありませんが、お客様はどれだけ説明を聞いたところで、いざという時に思い出せるわけでもありません。

それをたったの一言で安心できるような情報源として置いておくことで、店頭での接客にも繋がっていくのです。

こうした情報は、いつも誰かが見てくれるわけではありません。

ケア方法を発信していても、それが直接的に売上に直結するかどうかはわからないものです。

ですが、そんな情報をたくさん”置いておく”メリットはとても大きいと言えます。

短期ではなく長い目で見た時に、「こういう情報があるなら安心できる」とお客様は選びやすくなっていくものです。

インスタやTikTokなどを活用するのも良いと思いますし、WEBサイトやブログなど、情報を置ける場所はいくらでもあるはずです。

そこにどんな安心材料となる情報を置いておくか。日々考えておきたいポイントです。

今回の質問&トレーニングです

1)自社のお客様にとって商品を購入する前や後に「安心できる情報」とは、どのような情報でしょうか?

2)その情報を少なくとも5個置いておくとしたら、どんなメディアにどのように置いておきますか?

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