こんにちは、kocoriの坂本りゅういちです。
今年も、各地区で接客ロールプレイングコンテストに向けた戦いが始まり出しています。
当ブログも、この時期になると、急激にアクセスが上がってきます(笑)。
でもそれだけ、ロープレコンテストに対して考えている人が多いということですね。個人的には、嬉しい限りです。
さて、そんなロープレコンテストの日本一大きな大会でもある、日本ショッピングセンター協会主催のコンテストに、今年はある変化が起こっています。
審査票をチェック!
まずは、前回大会の審査票をご覧下さい。
続けて、こちらが今年の審査票です。
よくご覧いただくと、審査内容(項目)が若干変化していますよね。
そうなんです、少し久々に?SC大会の審査票が変わっているのです!
すでにお気付きの方も多いとは思いますが、これは要チェックポイントですね。
審査票をチェックする理由
私がロープレコンテスト向けの研修を実施する際には、
「ロープレコンテストに出る前には、必ず審査票をチェックしてください」
ということをお伝えしています。
というか、まず審査票をしっかり見てもらってからしか、研修を始めることはしません。
なぜなら、コンテストには審査基準があって、その基準に基づいてでしか審査はできないからです。
たとえ、どれだけ審査員の方々が接客に対して理解があるとしても、それぞれが思う”良い接客”を自由気ままに評価していると、大変なことになってしまいます。
コンテストという場である以上は、そうはできないのですね。
これは接客ロールプレイングに限らず、どんなコンテストだって同じことです。
名うての品評会のようなものだって、審査項目がきちんとあって、それに基づいた審査があるからこそ、ブレがなく審査をすることができます。
ですから、まずもって、審査票をしっかり読み込んで理解しておくということは非常に大切なんです。
変更点はどこ?
ということで、今回のSC大会審査項目の変化について、まずは確認をしておきましょう。
言葉遣い
追加:店舗・ブランドのイメージ、お客様の年代等に合っているか
聴き方
追加:うなずきや多様なあいづちがあり話しやすいか
追加:お客様の言葉を聞き流さず受け止めているか
お客様理解度(一般審査員)
『感動度』から変更:ご要望や気持ちを自ら理解しようとしているか
商品説明(一般審査員)
『感動度』から変更:購買意欲が高まる説明・アドバイスができているか、一方的ではなく、目の前のお客様に合わせているか
ファンづくり(専門審査員)
『再来店意欲の喚起』から変更:ファンづくりにつながる働きかけをしているか
以上が、今回の大会での大きな変更点です。
追記が入ったことで、より細かく審査基準が設けられたというものもあれば、項目自体が変更となり、大きく審査基準が変わるという部分もありますね。
どう解釈するかは、それぞれですが、出場されるという方々は、審査票をまずしっかりと把握して、
「この項目が求めている部分はどういうことだろう?」
という視点で考えてもらいたいと思います。
そこに入賞のためのヒントがありますよ!