ファーストアプローチだから1回と誰が決めた?
お客様へのファーストアプローチに関する相談は後を絶ちません。
実際、私の研修依頼も『販売員のアプローチについての相談』がかなり多くあります。それほど接客においてアプローチとは課題となっているものなのです。
で、アプローチに関して話をしているとあることに気づきます。
『ファーストアプローチだから1回失敗したら終わり』と思っている販売員がめちゃくちゃ多いんですね。
え?そうなんですか?
ファーストアプローチといつの間にか呼ばれていますが、1回って誰が決めたのでしょうか?
イメージは”黒い三連星”
私の接客では、ファーストアプローチでいきなり勝負を決めに行くことはありません。
以前に’ファーストアプローチが接客の流れを決める’という記事を書きましたが、アレはあくまでも一回も失敗できないという意味ではなく、アプローチを大事にしましょうねという内容です。
たった1回こっきりの勝負ですべてが決まるというわけでは決してないんですね。
私はファーストアプローチをだいたい3回くらいの回数を目安に行ないます。
1回話しかけて、サッと離れて、次にまた話かけてまた去る。そして3回目くらいでようやく接客に入るような感覚です。絶対3回と決めているわけではありませんが、1回でいきなり接客に入ろうとはあまりしません。(途中でお客様から要望があればその限りではありませんよ)
そう、まさにイメージは”黒い三連星”のジェットストリームアタック!!!
あの有名な初代ガンダムに登場したジオン軍のドムのイメージなのです!
(このブログを読んでくれている方は98%以上知らないと思いますので、無視してください。気になる方はgoogle先生にお尋ねを)
まぁ何が言いたいかというと、ファーストアプローチだからと何も一発で決めに行くことはないということ。
そんなことしても、お客様はまだ心を開いていないのですから嫌がられる確率の方が圧倒的に高くなります。
それよりも少しずつ話しかけていって、徐々に会話しやすい雰囲気を作るほうがいいでしょう。
ファーストアプローチでなかなか接客に入れない、無視されてしまうと悩んでいる方はぜひ試してみてください。
精神的にもかなり楽になるはずです。