販売員として売り上げを上げるには、どうしたって売り切る力が必要になってきます。
どれだけ体験価値を提供していて接客がうまくて綺麗なことを言っていても、それで商品が売れないのであれば、売り上げは伸びてはいきません。ここにこだわれるかどうかは、とても大事なことです。
この売り切る力というのは、ともすれば押し売りになりかねないことでもあります。お客様が決めかねている時に買わせる力とも言えてしまうので、その分強引さが求められることだって少なからずあるからです。
でも売り切る力を持っている販売員は、この強引さを感じさせずに売り切る力を持っているんですね。
正確に言えば、強引さがあっても不快感が無かったりで、お客様自身は満足して帰っていきます。だから売り上げも上がるし、顧客もついてくるのです。
裏を返せばこれを突き詰めることで、売り上げアップのヒントも見えてきます。
たとえば私の考えでは、売り切る力の一つに”説得力”があります。
「この人にこう言われたら納得するしかないな」
と感じさせられるような説得力です。
実際にそう思わせてくれる人は一定数存在していて、だからこそ思わず買ってしまいますし、「次も教えてもらおう」などと店に行ってしまうこともあります。
この説得力を生み出すためにも、いろんなやり方や要素がありますよね。
単純に年齢が自分よりも上で経験がありそうに見えるという場合もあるし、洋服屋なら有無を言わせないくらいスタイリングがかっこいいという場合もあります。
当然、知識が深い・広いといった要素が説得力につながることも。
接客で言えば一般的には第一印象は大事な要素ですが、ただ印象が良いだけでは説得力は生まれてきませんから、他の要素をしっかりと出していかなければならないわけです。
この説得力ですら売り切るための力としてはあくまで一つの要素です。
分解していけばキリはないですが、本当の意味での売り切る力を持つ人はどんな要素を持っているのかを真剣に研究してみましょう。これが見えた時に売り上げが大きく伸ばせるヒントが見つかります。
1)自店や自社において、売り切る力を持っている人は誰ですか?
2)その人の売り切る力を構成している要素とはどんなものですか?なるべく具体的に出してみましょう。
3)他店や他社の売り切る力を持つ人はどんな要素を持っていますか?