接客販売員はココに気を遣え!【筆記具編】

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お客様が使うものには良いものを

前回の接客販売員はココに気を遣え!【靴編】に続いて今回は【筆記具編】です。

 

なぜ筆記具に気を遣う必要があるのか?その理由は至極簡単で、”お客様が使うもの”だからです。

 

ここで言う筆記具とは、自分の手帳に挟むためのもののことではありません。店頭でお客様から修理伝票に記入をしてもらったり、クレジット伝票にサインをしてもらう時に使うもののことです。

特に多いのは、クレジットでのお買い物をされた後のサイン。

この時にお客様にペンをお渡ししてサインしてもらうのですが、平気で100均で売っているようなペンを渡してくる販売員がいます。本人がどういうつもりなのかわかりませんが、お客様の立場から見てそれはあんまりではないでしょうか。

 

極端な話、家を買うという契約をする時に契約書にサインをするとします。

その時に、営業マンから渡されたペンが100均のボールペンだったらどう思いますか?

普通は「この人に任せて大丈夫なのかな」と不安になります。気にするお客様の方が少ないという反論を受けることがありますが、気にする人が一人でもいるのならやるべきではないのです。

その程度のことに気を遣えない人に、お客様は安心してお金を渡すことはできません。

 

 

金額では無い

さて、店頭でお客様に使ってもらう可能性のある筆記具について。

基本はボールペンがほとんどでしょう。場合によってはシャープペンや万年筆ということもあるかもしれませんね。

 

ではお客様がそのペンを渡されて不快な思いをしないペンとはどういうものか?

世の中にはたくさんの筆記具が売られています。金額もピンキリで高いものだといろんな装飾が施されているものあり、ウン十万円もするものなんかもあります。

有名なメーカーを挙げると”モンブラン”などがすぐに思いつきますね。

 

ですが、気を遣うからと言って何もそんなに高額なものを持つ必要はありません。

大事なのは、安物感を感じさせないことです。

どうみてもこのペンは安物だろうな、と思われないようなもの。今時、1,000円も出せばそういったペンはいくらでも売っています。個人的に見つけたものでは300円くらいで売っている国産メーカーのものもありました。それでも十分なほどのクオリティです。

個人的に安くて良かったなというのも紹介しておきます。コンビニでも売っていたりするのですが、書きやすくて見た目もキレイです。軸の色も何色かあります。
油性ボールペン フォルティア 300【黒軸/黒インク】 BA80-BK

100円均一のものでいいかと思ってしまうのか、少し探して安くても見栄えの良いものを探すのかというだけの差です。

ちなみに私はフランスの靴メーカーに勤めている経験から、あえてフランス製のペンを探してウォーターマンというメーカーのものを使っています。(↓)そういうこだわりもアリだと思います。
ウォーターマン エキスパートエッセンBPブラックGT 37gS2 243 312

大事なのは金額が高いか安いかではなく、お客様が見てどう見えるのかという点だということを覚えておきましょう。でもまぁ、できれば少しくらいはお金をかけて欲しいところですが…CROSS(クロス)なんかなら3,000円も出せば良いデザインのボールペンもありますし…

 

 

ペンは複数持つこと

もう一つ大事なことは複数本のペンを持っておくことです。

もし、ボールペンのインクがたまたま書いている途中で切れてしまった場合、一本しか持っていないとお客様をお待たせしてしまうことになります。

そこで直ぐに別のペンをサッと出せるかどうかも気遣いができるかどうかの差です。不測の事態に対する対応能力がこんなところでも試されます。

 

ついでに言っておくと、もっと気遣いのできる人はペンの太さ(サイズ)まで変えています。お客様の手を見て、大きいサイズのペンを渡すのか小さいサイズのペンを渡すのかを変えるのです。

 

ここまで読んで、『正直ここまでやる必要があるの?』と思う人の方が多いと思います。

別にやらなくてもいいです。ただ、本当に売っている販売員はここまでやっている人がほとんどだという話です。

自分が目指すレベルが高いところにあるのなら、少し考えてみてください。